未分類

中小塾の集客戦略-オンライン×オフラインで広告効果の最大化を図る Part1-

こんにちは、城野優です。
今回は、「中小塾の集客戦略」と題して生徒の集客方法についてご説明させて頂きます。

大手予備校と言えば電通、博報堂などの広告代理店を活用しながら大きな広告予算を組んで季節ごとに派手にCMを打っておりますよね。また、CM広告と連動して電車や地下鉄などの駅構内や列車内にもポスター広告を出稿しているケースが一般的です。
大手予備校であれば全国に校舎を構えており、スケールメリットを生かしながらマス向けのビジネスを行なっているため、大きな広告予算を組んでマス広告を活用して生徒の集客を行うのが合理的であり、かつそもそもマス広告を打たないと校舎を埋めるだけの生徒を集客することができないという前提があります。
一方で中小塾の集客戦略は大手予備校のようなマス広告戦略を取ることはできません。
そもそも予算規模的に数千万~億単位で費用が掛かるCMを打つということは現実的ではありませんし、仮にCMを打ったとしても、CM経由の問合せ対応や生徒受け入れの観点で、塾のキャパシティを超えてしまう可能性が高いといえるでしょう。
では、中小塾の場合はどのような集客戦略を選択すれば良いのでしょうか?

無料で自塾のホームページを作る

まずは、第一に自塾のホームページを作成すべきです。
ホームページは全ての広告の窓口になります。インターネット広告を出すにしても、チラシを作成してポスティング広告を行うにしても、広告からの流入先としての受け皿はホームページになります。

現在の消費者の購買プロセスとして、「AISAS」という購買モデルが一般的に知られております。
「AISAS」とは「Attention(注意)」「Interest(関心)」「Search(検索)」「Action(購買)」「Share(情報共有)」の5つの購買プロセスの頭文字をとったものです。
塾ビジネスも当然サービスの一つですので、保護者の方が塾の申し込みを検討する際には、この購買プロセスの流れに沿って検討を行うわけです。
塾の広告に気づき、塾にせっかく関心を持ったとしても、インターネット上で「検索」が出来ないと次の「Action(購買)」のプロセスに繋がらないのです。
つまり何が言いたいかと言うと、オンライン社会である現代においてホームページがないと、消費者(=保護者)にサービス(=塾)を購入して頂く(=お申し込みをいただく)ことが難しいのです。

既にホームページをお持ちの方は本項目を読み飛ばしていただいて構いませんが、まだホームページをお持ちでない方も多くいらっしゃるかと思います。
ホームページ作成というと、ホームページ作成及び保守(維持)に料金が発生するというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、実はホームページ作成から維持まで完全に無料で行うことが可能です。
例えば、「JIMDO」というサービスを使用すれば、非常にクオリティが高いホームページを誰でも簡単に無料で作成することができるのです。

JIMDO
当然、プログラミングの知識も必要ありません。「JIMDO」のサービスにデフォルトで用意されているテンプレートを活用すれば、後は文章を自分で書き加えるだけで立派な塾のホームページを作成することができます。
余力がある方は自塾の外観や内観の写真を撮影して、ホームページにアップロードすることも可能です。
いずれにせよ、誰でも簡単に無料でホームページを作成することができます。この手の無料のホームページ作成サービスは類似サービスが沢山出てきているので、「JIMDO」に限らず色々なサービスを比較検討して選んでもよいかもしれません。

お金をかけずに広告を作る

広告というと予算が多くかかるイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、工夫次第で予算をかけなくても広告を作成することは可能です。

代表的な方法でいうと、チラシを自作することです。
マイクロソフトのオフィスツールに馴染みがある人でしたら、パワーポイントやワードを使用することで、かなりレベルの高いチラシを作成することが可能です。
パワーポイントやワードを使用することが出来ない方は、手書きのチラシでも良いでしょう。
チラシを作成する際に重要なことは、「項目」です。皆さんも普段の生活を振り返って頂くとご納得頂けるかと思いますが、チラシや看板の広告を隈なく読むことはほとんどないのではないでしょうか。

マーケティングの世界では、チラシや広告はスルーされることが大前提で、読んでもらえること自体がかなりレアなケースという前提が常識となっています。
何が言いたいかと言うと、チラシに沢山の情報を掲載しても全部を読んでもらえることはまずありません。パッとチラシを見た時に興味を持って頂く必要があるのです。
先ほどの「AISAS」の購買プロセスでもご紹介しましたが、チラシを見て塾にInterest(関心)を持って下さった方は、インターネット上でSearch(検索)を行います。
従って、チラシ上では生徒や保護者の方が興味を持つようなコンテンツに内容を絞り、詳細はホームページに記載を行えば良いわけです。
生徒や保護者の方が興味を持ってくださる内容とは、何でしょうか?

次の記事へ続きます。